館内には、様々な郷土資料を展示していますが、中でも炭鉱マチ特有のモノ、あるいはその時代特有のおもしろさを持つモノなど、当館の開館以前から20年間に渡り集められていた資料の一部をご紹介します。
炭鉱の「くらし」と「しごと」に関する資料をピックアップして展示しています。
展示パネルの1枚1枚にも懐かしさがあふれています。
市民の方々から寄贈を受けた郷土に関する生活資料を中心に展示しています。
1歩ここに足を踏み入れると、タイムスリップしたような錯覚にとらわれそうです。
炭住模型の背後に設置した100インチプロジェクター2台を使い、炭鉱長屋にくらす主婦の視点から、豊富な写真と映像で、昭和の時代を伝えます。
「一山一家(いちざんいっか)」と呼ばれる近所同士のつながりや、当時の世相、郷土料理「なんこ」ほか、炭鉱のまちならではのエピソードが鮮やかに浮かび上がります。〔上映時間8分30秒〕
廃線直前の車窓風景を見ることのできる映像展示装置「よみがえる歌志内線」が完成しました。
本物の鉄道車両の座席と車窓に見立てたモニター画面に、昭和63(1988)年当時の映像、臨場感あふれる車内アナウンスが流れることにより、当時の歌志内駅から砂川駅まで、約20分の汽車の旅を仮想体験することができます。
炭鉱が盛んだった時代のにぎわいや、思い出がつまった写真パネル20枚に加え、シルエットに切り抜いたスタンドパネルと実物の馬頭観音碑を設置し、当時の様々な場面を振り返っていただくことができます。
エレベーターを炭鉱の竪坑(たてこう)に見立て、降りたところが、地下600メートルならぬ炭鉱関係の実物資料を展示した地下収蔵展示室になっています。
平成19年、開館10周年を記念し、歌志内市郷土館支援組織「ゆめつむぎ通信員」により寄贈された、国内でも類を見ない展示装置です。
同会員の炭鉱マンの経験をもとに、通風の風を感じたり、坑道を支える「山の神」が暗に浮かぶなど、炭鉱の坑道にまつわることがらを疑似体験できます。
※遠方の方には郵送も可能です。送料が別途かかりますので、館までお問い合わせください。
TEL 0125-43-2131 (担当在館:水曜日~日曜日10:00 ~ 17:00 ※年末年始除く)
■<新作> 作家三浦綾子と歌志内
ベストセラー作家の歌志内教員時代をまとめた郷土館ブックレット「作家三浦綾子と歌志内」ができました。
歌志内市教育委員会では、歌志内ゆかりの作家三浦綾子が、令和4年に生誕100年を迎えたのにちなみ、同氏が16才で赴任した神威小学校時代について、本人からの提供写真ほか、開校70周年記念誌への寄稿など、ほかでは読むことのできない資料を集め、小冊子にまとめました。一人の新米教師として、ひたむきに炭鉱まちの子どもに接した青春時代の姿が伝わってきますので、ぜひお買い求めください。
販売価格:100円(税込)
販売場所:郷土館「ゆめつむぎ」、コミュニティセンター「うたみん」
その他の刊行物はこちらをご覧ください。